医師ら9・8万人最優先 大阪府ワクチン順位決定 - 産経ニュース

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医師ら9・8万人最優先 大阪府ワクチン順位決定

医療従事者のワクチン接種の優先順位などが議論された大阪府の会議=10日、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
医療従事者のワクチン接種の優先順位などが議論された大阪府の会議=10日、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)

 大阪府は10日、医療関係者らで構成する新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、府が8日から実施している医療従事者向けワクチン接種の計画などを議論した。約31万人の接種希望者に対し、国からの通知に基づき、4月下旬までに計約26万1千人分のワクチンが届くと想定。残り約5万人分は、5月前半までに発送される見通しとした。

 医療従事者の中で接種順位を7つに分類し、コロナ患者の受け入れ実績が多い病院の医師や看護師ら約9万8千人を最優先とする。ほかに外部の医療従事者に接種を行う病院、発熱外来やPCR検査を実施する医療機関、救急隊を含む自治体職員などが続く。

 協議会では感染再拡大に備え、病床確保計画の見直しも了承した。

 府の病床確保計画は入院患者数に応じて4段階に分かれており、従来は最初の2段階で病床の45%が埋まるとレベルを引き上げ、増床を要請していた。昨年秋からの感染「第3波」で病床確保に時間がかかったことを踏まえ、今回は40%に下げ、早期に準備を要請できるよう計画を改定する。

 また感染力が強いとされる変異株の流行に備え、最大確保病床数を現状より406床多い2021床とした。うち重症用は221床で、重症患者が130人以上となった場合に病院側に確保を要請する。

 重症病床使用率が85%に達した場合は、軽症・中等症の患者を受け入れている一定規模の病院に対し、重症化しても重症患者用の病院に移さず、治療を継続してもらうことも規定する。