東日本大震災10年

取り残された通園バッグ 住民住めず 双葉町

まどか保育園に残される園児のカバン=9日、福島県双葉町(宮崎瑞穂撮影)
まどか保育園に残される園児のカバン=9日、福島県双葉町(宮崎瑞穂撮影)

東日本大震災の発生から11日で10年を迎える。東京電力福島第1原発事故で昨年3月に避難指示の一部が解除された福島県双葉町では、JR双葉駅周辺などの立ち入りは可能になったが、まだ住民は住めない。令和4年春の居住開始を目指し、除染や住宅整備などが進む。元同町職員の松枝智之さん(49)は「かなり家がなくなり、町はだいぶ変わった」と話す。

一方で、いまだ手付かずの場所も多い。町内の保育園では、10年経っても通園バッグや靴などが当時のまま残されていた。