12日に日米豪印「クアッド」首脳オンライン会談 中国の覇権的影響力拡大にらみ - 産経ニュース

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12日に日米豪印「クアッド」首脳オンライン会談 中国の覇権的影響力拡大にらみ

米ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官=2月3日、ワシントン(UPI=共同)
米ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官=2月3日、ワシントン(UPI=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】サキ米大統領報道官は9日の記者会見で、日米とオーストラリア、インドの4カ国によるオンライン首脳会合が12日に行われると明らかにした。中国による覇権的な影響力拡大をにらみ、「自由で開かれたインド太平洋地域」の維持と発展に向けた連携のあり方などに関し話し合う。

 会合には菅義偉首相とバイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相、インドのモディ首相が参加。いわゆる「クアッド」の首脳が一堂に会して意見を交わすのは初めてとなる。

 4カ国は2月18日にオンライン形式による外相会合を開き、中国による東シナ海と南シナ海での一方的かつ強引な現状変更の試みに強く反対することで一致していた。

 バイデン氏は、クアッドの枠組みを米政権のインド太平洋戦略の柱に据えたい考えで、早期のオンライン首脳会合の開催を関係国に働きかけていた。

 サキ氏は会合を早期に実現させたことについて「バイデン大統領がインド太平洋地域における同盟・パートナー諸国を重視している表れだ」と強調した。

 首脳会合では中国への対応に加え、新型コロナウイルスの封じ込めに向けたワクチン普及の方策、クーデターが起きたミャンマー情勢などに関し話し合われるとみられる。