ニューヨークでオンライン追悼式典、東日本大震災10年

オンライン追悼式典にメッセージを寄せる岩手県釜石市の旅館「宝来館」のおかみ岩崎昭子さん=6日(共同)
オンライン追悼式典にメッセージを寄せる岩手県釜石市の旅館「宝来館」のおかみ岩崎昭子さん=6日(共同)

【ニューヨーク=上塚真由】東日本大震災から11日で10年となるのを前に、米ニューヨーク在住の日本人主催によるオンラインの追悼式典が6日、開かれた。参加者は1分間の黙祷(もくとう)をささげ、犠牲者を悼むとともに被災地の復興を願った。

式典は2012年以降、ニューヨーク市の教会で開催されてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年に続いて今年も教会での開催は見送られた。

式典では、在ニューヨーク総領事館の山野内勘二総領事が、「3月11日の悲劇を決して風化させてはならない。被災地の人々の平穏な日常が一日も早く戻るように私たちにできる最善の努力を続けなければならない」と強調。また、被災地の人々のメッセージや、復興に取り組む様子がビデオ映像で紹介され、岩手県釜石市の旅館「宝来館」のおかみ、岩崎昭子さんは「3月11日は大切な人を思う日にしたい」と語った。岩崎さんは、今夏に予定される東京五輪についても触れ「今耐えて、明るい笑顔でみなさんと会える日がくると信じている。日本で待っています」と呼びかけた。