東日本大震災10年

壁と生きる日常 12メートルの防潮堤

JR八戸線の陸中八木駅付近を走る列車=岩手県洋野町(宮崎瑞穂撮影)
JR八戸線の陸中八木駅付近を走る列車=岩手県洋野町(宮崎瑞穂撮影)

巨大な防潮堤に沿って列車が走る。東日本大震災から、11日で10年。沿岸各地では今も防潮堤の建設が進んでいる。

岩手県洋野(ひろの)町の八木海岸。高さ12メートルの壁が街とJR八戸線を隔てる。防潮堤により海は見えなくなったが、安心を感じる住民は多い。巨大な壁とともに生きていく日常。防潮堤の数だけ新たなふるさとの風景が生まれている。