菅首相が福島視察 原発処理水処分「先送りすべきでない」 - 産経ニュース

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菅首相が福島視察 原発処理水処分「先送りすべきでない」

菅首相が福島視察 原発処理水処分「先送りすべきでない」
菅首相が福島視察 原発処理水処分「先送りすべきでない」
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 菅義偉首相は6日、東日本大震災から11日で10年の節目を迎えるのを前に福島県を視察した。首相は記者団に「今後も引き続き国が前面に立ち、福島復興の取り組みを行う」と述べた。福島視察は首相就任後の昨年9月以来2度目。

 首相はまた、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける汚染水浄化後の処理水の処分について「いつまでも先送りはすべきではない。適切な時期に政府が責任を持って処分方法を決定していきたい」と述べた。

 首相が視察したのは原発事故で被害を受けた福島県大熊町、双葉町、浪江町、南相馬市。

 浪江町では神奈川県内で避難生活を送った際に国会内の理髪店で首相の散髪を担当した五十嵐理枝子さん(57)らと意見交換。五十嵐さんが「そんなに偉くなる人だと分からなかった」と語ると、首相は「(首相になると)思ってくれなかったんだ」と笑った。

 首相はまた、世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」(浪江町)も視察。2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロを目指す考えを改めて強調し、「実用化できるように期待をしている」と語った。(端迫雅俊)