菅首相記者会見詳報

(2)「命と暮らし守るため一層の協力を」

緊急事態宣言の2週間延長で国民にさらなる協力を求める菅義偉首相=5日午後、首相官邸(春名中撮影)
緊急事態宣言の2週間延長で国民にさらなる協力を求める菅義偉首相=5日午後、首相官邸(春名中撮影)

 「これまで約3万7000人に接種を行っていますが、副反応に関する情報を含め引き続き分かりやすい情報発信を行うとともに自治体と連携をして準備を進めてまいります。変異株については地域的な広がりは確認されていないものの昨年末以来、19の都府県で確認をされており引き続き十分な警戒が必要です。今月から変異株が短時間で検出できる新たな方法の検査を全ての都道府県で実施をし、国内の監視体制を強化をいたします」

 「同時に水際の新たな措置として全ての帰国者、再入国者に対し、14日間待機中は携帯電話の位置情報に加え、毎日ビデオ電話で状況を確認する態勢を整えます。新型コロナが長引く中で事業や生活へ深刻な影響が及んでいます。飲食や宿泊、地域の公共交通機関など特に厳しい状況が続く業界もあります。生活資金、雇用調整助成金などできる限りの支援を継続します」

 「また資金繰りについては、十分な資金と、規模や状況に応じたさまざまな支援策を用意しており、事業者の個別の相談を伺って丁寧に対応してまいります。また昨年以来、特に女性の自殺者が増えていることに大変心を痛めており、対策が急務です。女性の非正規や一人親の方々をはじめ、就業に困難を抱えている方々についてITスキルなどの訓練の機会を大幅に広げ、できる限り希望に沿った就業がかなうよう、寄り添った支援を行ってまいります」

 「また外出自粛が続く中で、望まない孤独や孤立で不安を抱えている方々がたくさんおります。先日、そうした方々を支援するボランティアの代表の皆さんから、私自身、切実な声を伺い、社会全体で取り組む必要性を強く感じました。子供の見守りや、自殺防止の相談を行う団体にも積極的に支援をしていきたい、このように思います」