千葉県知事選 告示で舌戦火ぶた 主要3候補の第一声は

千葉県知事選 告示で舌戦火ぶた 主要3候補の第一声は
千葉県知事選 告示で舌戦火ぶた 主要3候補の第一声は
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 任期満了に伴う千葉県知事選が4日告示され、届け出順に元千葉市長の熊谷俊人氏(43)、政治団体代表の後藤輝樹氏(38)、医師の加藤健一郎氏(71)、党地区役員の金光理恵氏(57)=共産推薦、元高校校長の皆川真一郎氏(66)、元県議の関政幸氏(41)=自民推薦、政治団体代表の平塚正幸氏(39)、会社役員の河合悠祐氏(40)の新人8人が立候補した。21日の投開票に向け、舌戦の火ぶたが切られた。主要3候補の第一声を追った。

 【熊谷候補】熊谷氏は正午、一昨年の房総半島台風(台風15号)の被災地である鋸南町の岩井袋漁港前で第一声。災害対策について、「自らの被災経験、これまでの危機管理経験から災害に強い千葉県づくりをしていく。どんなときも被災地と住民に寄り添い、命と暮らしを守る」と訴えた。

 演説の冒頭、熊谷氏は「11月に立候補を表明したときから、第一声はこの地域でなければいけないという思いでいた」と述べた。演説の前には、地元住民の案内で、台風15号で被災した民家などを視察した。

 千葉市長時代に災害の陣頭指揮をとり、他市への支援を行ったことや、被害認定基準の見直しを求め国に陳情を行ったことなど、実績をアピールした。

 また、台風被害からの復興後について、「豊かな海、豊かな自然を抱えている千葉県の活性化が求められる」と述べた。「新しい働き方、新しい住み方を県が力強くバックアップして、新しい形で南房総を含めた安房地域に人々が住むための支援を県としてしっかりと進めていく」と、居住者を増やすことによる地域の活性化を約束した。

 熊谷氏はその後、千葉市稲毛区のJR稲毛駅前などでも演説を行った。

 【金光候補】 金光氏は午前10時、JR千葉駅東口の駅前広場で出陣式を兼ね第一声。畑野君枝衆院議員(共産)らが応援に駆けつけた。

 金光氏は「命と暮らし、本当にぎりぎりのところ、崖っぷちに立たされている人がこの千葉県、日本にどれだけたくさんいるのかということを日々実感しながら今日まできた。絶対に負けられない」と決意を表明。

 その上で「真っ先に取り組まねばならないのはコロナウイルス対策。科学的な知見に基づいて、きちんとPCR検査、希望者全員無料で受けられるようにしましょう。経済的に厳しい状況に置かれている皆さんに対して補償、補填(ほてん)を公の責任でやっていきましょう。知事として誰一人取り残さない、みんなで命と暮らしを守っていこう、そういう政治をやっていきます」と支持を訴えた。

 また「千葉県を戦争の拠点にすることは絶対に認めません。(幕張メッセでの)武器見本市はとんでもない、オスプレイはいらない。その声を知事として上げるには、この選挙に勝たなければならない。勇気をもってまっすぐ前に進んでいこうと思っています」と強調した。

 金光氏はこの後、県内8カ所で街頭に立ち、支持を訴えた。

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