浪速風

やってみなはれ、女性活躍

「難病東大生」で知られた当時36歳の女性が昨春「若い人や女性の思いをもっと出せるような政治、行政にしたい」と全国最年少の女性市長になった。徳島市の内藤佐和子市長である。産経新聞のインタビューから。

▶逆にいえば、若者と女性の声はなかなか反映されないのが日本社会の現状だ。国会でも女性比率は1~2割、全国の自治体首長になると1割にも満たない。企業はどうかというと、男女共同参画局のホームページによれば平成24年から令和2年までに上場企業の女性役員は約4倍に増えたが、それでも割合は依然6・2%という(東洋経済新報社「会社四季報」調べ)

▶そんな中、東京五輪・パラリンピック組織委員会が理事の定員を増やした上で新たに女性12人を選んだ。なんと比率は2割から4割に増えた。その手法には好意的な声もあれば疑問を呈する声もあるが、改革に賛否はつきもの。まずは「やってみなはれ」である。