自民・伊吹氏、夫婦別姓めぐる福島氏の丸川氏追及「支離滅裂」

 自民党の伊吹文明元衆院議長は4日の二階派会合で、選択的夫婦別姓をめぐり、丸川珠代男女共同参画担当相に対する社民党の福島瑞穂党首の追及について「支離滅裂」などと苦言を呈した。

 福島氏は3日の参院予算委員会で、丸川氏が選択的夫婦別姓に反対する趣旨の文書に署名した理由を繰り返し質問。明言を避けた丸川氏に対して「男女共同参画担当として不適格だ」と断じた。

 これについて、伊吹氏は「大臣というポストに就いたら、自分の主義主張を貫き通すことはできない。大臣が国会の場で(主義主張を)明らかにしたら、夫婦別姓の議論に大変な影響を与えるだろうという配慮がある」と説明した。

 また、福島氏は予算委の中で、丸川氏が旧姓を通称使用していることに触れ、「家族の一体感はないのか」と指摘。これに伊吹氏は「支離滅裂な批判だ。通称『丸川』を使ってうまくいっているなら別姓にする必要がない」と述べた。

 伊吹氏は、選択的夫婦別姓への賛否について「家族をどう考えるかという、その人の基本的な価値観だ。反対意見を認めないといけないと同時に、賛成意見に反対の人たちが頭ごなしに間違っていると言ってもいけない」と語った。