【自由 強権】父を探しに ウイグル人女性の死 「なぜ止められなかったのか」 在日コミュニティーに広がる動揺 (4/4ページ) - 産経ニュース

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父を探しに ウイグル人女性の死 「なぜ止められなかったのか」 在日コミュニティーに広がる動揺 

在日ウイグル人にもたらした衝撃は大きく、ミヒライさんを説得した女性は「死の情報が来てから、みんなが後悔した。なんであの時、空港に行ってでも、止められなかったのか」と自分を責め続けている。

多くの在日ウイグル人らは、いつかは自治区に戻り、日本で学んだ経験を故郷の発展に役立てたいという思いを抱いている。だが、帰れば強制収容所に送られかねない。親族の入院の見舞いや葬式にも駆けつけられないのが実情だという。

日本ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長もミヒライさんとは家族ぐるみの交流があったといい、こう訴える。

「中国の収容政策がミヒライさんの命を奪った。自治区ではウイグル人の命の重さというものを全く無視した行いが起きている。世界中、どの社会でも許してはいけない。日本で教育を受け、何年も日本人と交流のあった人がある日突然、いなくなってしまうことに日本の人にも声を挙げてほしい」

(政治部 奥原慎平)