高齢男性遺棄で女に実刑 千葉地裁

 千葉県東金市の雑木林に平成31年1月、無職、大内軍際さん=当時(79)=の遺体を遺棄したとして、死体遺棄や殺人予備などの罪に問われた男女3人のうち、無職、松本かほる被告(72)に対し、千葉地裁は3日、懲役2年8月(求刑懲役4年6月)を言い渡した。

 松本被告側は殺人予備罪を否認していたが、岡部豪裁判長は「衰弱した被害者を山中に置き去りにすれば死亡すると常識的に予測でき、認識していた」として同罪の成立を認定した。

 判決によると、松本被告らは31年1月、衰弱した大内さんを車で連れ出し、その後、遺体を東金市の雑木林に遺棄するなどした。

 事件では、松本被告とともに死体遺棄などの罪に問われた男(71)に千葉地裁が懲役2年、別の男(70)に懲役1年6月、執行猶予3年の刑をそれぞれ言い渡し、確定している。

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