池袋暴走公判、来月27日に被告人質問 夫「奪った命と向き合って」 - 産経ニュース

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池袋暴走公判、来月27日に被告人質問 夫「奪った命と向き合って」

記者会見する遺族の松永拓也さん=1月19日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
記者会見する遺族の松永拓也さん=1月19日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、松永真菜(まな)さん=当時(31)=と長女、莉子(りこ)ちゃん=同(3)=が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)の公判が3日、東京地裁で開かれ、下津健司裁判長は被告人質問を来月27日に行うと決定した。

 公判後に会見した夫の拓也さん(34)は「妻と娘の命を奪ったことに向き合って質問に答えてほしい」と訴えた。

 この日は事故車両を製造した自動車メーカーで事故解析を担当する技術者が証人として出廷。弁護側が主張する事故車両の不具合について、車両に搭載されたコンピューターの記録などを基にいずれも否定した。

 また、飯塚被告の「ブレーキが抜けた感覚があった」とする供述についても、ペダルの重さが異なるブレーキとアクセルの踏み間違い事故を起こした運転手によくある発言だと指摘した。