父の遺体6年放置認める 金沢の54歳男、初公判で

 病死した父親の遺体を約6年間、金沢市の自宅に放置したとして、死体遺棄罪に問われた会社員、平石明広被告(54)は2日、金沢地裁(大村陽一裁判官)で開かれた初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、平石被告が父親の口座を管理し、自分で年金を使っていたと指摘。父親が病死すると「年金支給が止まって困ると思い、死亡の届け出をしなかった」と主張した。

 弁護側は、自宅を訪れた親族男性に促され自ら110番通報しており、自首が成立すると訴えた。

 起訴状によると、平成26年11月に病死した父親の遺体を病院から引き取った後、昨年12月まで自宅に放置したとしている。

 平石被告は、父親の死亡を届け出ずに年金約550万円をだまし取ったとして、詐欺罪で2月22日に追起訴されている。

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