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昨年9月に高松市で乗用車内に6歳と3歳の姉妹が放置されて熱中症で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の竹内麻理亜被告(27)の裁判員裁判で高松地裁は2月、求刑通り懲役6年の判決を言い渡した。バーなどで飲み歩くため車内での放置を繰り返していたと認めた被告。法廷では当時の自分を「異常だと思っていた」と振り返った。
居酒屋とバーをはしご
小柄な被告は黒のパンツスーツを着て出廷した。肩にかかる長さの髪の毛は根元が黒く毛先は茶色っぽかった。「自分でも異常だと思っていた」。被告は事件の1週間前からほぼ毎日、姉妹を車内に放置して飲み歩いていたという。