浪速風

クラブハウスの使い方

聴くなら夜が狙い目だという。ラジオに似た音声SNS(会員制交流サイト)「クラブハウス」。会員には著名人もいて、多くは仕事を終えて一息ついたところで友人に語りかけるように発信する。あのとき何を思ったのか、次は何を仕掛けていくのか-。そんな裏話を聴けるかもしれないし、質問するチャンスも一応ある

▶連想したのは新聞業界の「夜回り」取材である。対象者が帰宅したところを捕まえて話を聴く。当然ながら迷惑がられるのだが、通い続けて距離を縮めるうちに、昼間には漏らさないような本音を少しずつ聴けるようになる

▶クラブハウスは、米IT業界の有力ニュースサイトで取り上げられたのを機に、起業家やエンジニアらから広まったという。仕事上の人脈開拓に役立つからだ。ただ、ある調査によると、日本国内では10代が最も高い関心を寄せているそうだ。良くも悪くも、大人には思いもよらない使い方を見つけるかもしれない。