立命館大と立命館アジア太平洋大は19日、2日に実施した一般入試の選択科目の日本史で出題ミスがあったと発表した。日本史を選択した2222人全員を正答とし、立命館大で42人が追加合格となった。
ミスがあったのは、明治政府による台湾出兵のきっかけとなった事件が起きた年を記述する問題。問題文の記述があいまいで複数の正答があった。試験後、外部からの指摘で判明した。
立命館大では、同日に実施した数学の問題でも出題ミスが判明しており、同大は「点検体制のあり方を見直して再発防止策を検討し、具体化していく」とのコメントを出した。