鏡や埴輪…3機関収蔵品で古墳紹介 天理参考館

荒蒔古墳で出土した埴輪などが並ぶ「天理 山の辺の古墳2021」展=奈良県天理市の天理大付属天理参考館
荒蒔古墳で出土した埴輪などが並ぶ「天理 山の辺の古墳2021」展=奈良県天理市の天理大付属天理参考館

 初期ヤマト政権の大王や有力者が眠るオオヤマト古墳群(奈良県桜井市、天理市)のうち、天理市域の古墳を約460点の出土品で紹介する「天理山の辺の古墳2021」展が、同市守目堂町の天理大学付属天理参考館で開かれている。3月15日まで。

 天理参考館と、3月末まで休館中の橿原考古学研究所付属博物館、天理市教育委員会の3機関から、えりすぐりの収蔵品を集めた。

 会場では古墳時代前期の前方後円墳、黒塚古墳で発見された重要文化財・三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)33面のうち5面を展示。同時期の前方後方墳で装飾品埋葬の初期例とされる下池山古墳の勾玉(まがたま)やガラス小玉などの貴重な遺物も並ぶほか、開発で消滅した荒蒔(あらまき)古墳(古墳時代後期)出土の埴輪(はにわ)は馬や家など多彩で見ごたえがある。

 天理参考館の藤原郁代学芸員は「紹介している古墳群はハイキングコースでもある山の辺の道沿いにあり、この地にしかないものに改めて気づいてもらえたら」と話す。

 火曜休館。ただし今月23日は開館し翌日休み。入館料は大人500円。問い合わせは天理参考館(0743・63・8414)。

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