1月の工作機械受注 前年同月比9・7%増

 日本工作機械工業会が18日に発表した1月の工作機械受注実績(確報値)は、中国での需要回復などから前年同月比9・7%増の886億2700万円で、3カ月連続のプラスとなった。

 このうち外需は21・5%増の622億2200万円で3カ月連続のプラス。特に中国は前年同月の約2・4倍にあたる257億500万円。車載用半導体不足の影響から半導体製造装置関連の需要の高まりが受注を押し上げている。

 一方の内需は10・8%減の264億500万円で、26カ月連続のマイナスと不振が続く。国の令和2年度第3次補正予算に盛り込まれた「中小企業等事業再構築促進補助金」の公募が3月に始まることから、多くの中小企業でその採択結果を待って発注するケースが考えられ、内需の受注回復にはしばらく時間がかかりそうだ。

 13日に発生した宮城・福島県沖を震源とする地震の影響について、同工業会は「今のところ会員企業に大きな影響はない」としている。