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宮城、福島両県で最大震度6強を観測した13日深夜の地震の負傷者は14日、総務省消防庁の同日午後5時時点のまとめで、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川の9県で計152人となった。JR東日本は、東北新幹線の設備が被災したため、全線運転再開まで10日前後かかるとの見通しを明らかにした。住宅被害が相次ぎ、宮城、福島では少なくとも約240人が一時、避難所に身を寄せた。
東北と関東などで最大90万戸を超えた停電は解消したが、宮城、福島では断水が続き、医療機関も影響を受けた。福島県が災害派遣を要請した自衛隊は、震度6強が観測され、ほぼ全域で断水した新地町で給水活動を始めた。厚生労働省によると、地震の影響で宮城や福島、茨城、栃木県内で最大約2万5700戸が断水した。解消に向かっている。
菅義偉首相は関係閣僚会議で、被災自治体と連携して対策に万全を期すよう指示した。