浪速風

GHQ憲法草案 75年前の今日

四半世紀を3度、さかのぼる。75年前の昭和21年2月13日、日本を占領していた連合国軍総司令部(GHQ)から日本の新憲法の草案が渡された。GHQ民政局長ホイットニーの言葉を国務大臣の松本烝治(じょうじ)が記録している。

▶受け入れなければ「天皇ノ身体ノ保障」はできないといった、としている。事実なら無礼極まりない。ホイットニーはアメリカの飛行機が上空を飛ぶ庭に出、「原子エネルギーの暖かさを楽しんでいるところだ」といった。脅迫に近い。日本側は受け入れるしかなかった。GHQ草案をもとに大急ぎで日本語にしたのが現行憲法。今年11月3日、公布75年となる。

▶「日本国憲法を私たちが書いたことを彼(トランプ氏)は知らないのか」。バイデン大統領の2016年の発言。新政権発足後、日本政府は「日米同盟強化」の確認に走ってきた。それでもかまわないが、それだけでは悲しい。もういい加減で憲法くらい改正しようではないか。