海自護衛艦「むらさめ」、中東から横須賀帰港 派遣3陣

 海上自衛隊の中東派遣第3陣として、日本関係船舶の安全確保のため情報収集活動に当たった護衛艦「むらさめ」が11日、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)に帰港した。防衛省設置法の「調査・研究」を根拠とする長期航行として、オマーン湾やアラビア海北部で活動。現地で、大湊基地(青森県むつ市)を出港した「すずなみ」に任務を引き継いだ。

 横須賀基地で開かれた帰国行事では、岸信夫防衛相が「インド太平洋地域の平和と安全を守るわが国の意思を形にした。大変誇りに思う」と述べた。

 イランや中東地域では緊張状態が続いており、政府は昨年末、派遣期間を今年12月まで1年延長することを閣議決定した。

 昨年8月30日に横須賀基地を出港したが、9月1日に乗組員1人の新型コロナウイルス感染が判明。いったん基地に引き返し、他の乗組員が感染していないことを確認して再出港した。