小池都知事、バッハ会長ら4者会談欠席へ 森氏発言でボランティア辞退者考慮

小池百合子都知事(酒巻俊介撮影)
小池百合子都知事(酒巻俊介撮影)

 東京都の小池百合子知事は10日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による「女性蔑視」発言を踏まえ、今月予定されている国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らを含めた4者会談について、「今ここで開いてもあまりポジティブな発信にならない」と述べ、出席しない意向を示した。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴って再び大会開催への懸念が出ている中で、森氏の発言には批判が高まっている。週内には、発言を受け大会組織委の臨時会合が開かれることも見込まれており、開催都市トップの小池氏の意向は議論に影響を与える可能性もある。

 4者会談の参加者はバッハ会長と森氏、橋本聖子五輪相、小池氏。今月17日の開催案が浮上していたが、森氏の発言の余波が拡大したことを受け、再調整の方向となっている。1月28日にバッハ会長と森会長の電話会談で2月に実施する方針で合意していた。

 小池氏は報道陣の取材に対し、抗議の電話やボランティアの辞退が相次いでいる状況を説明。「皆さんに不快な思いをさせてしまい、開催都市の長としてとても残念だ」と語った。

会員限定記事会員サービス詳細