世界的水中写真コンテスト「UPY」で日本人初優勝 埼玉の伊藤亮平さん(2/2ページ) - 産経ニュース

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世界的水中写真コンテスト「UPY」で日本人初優勝 埼玉の伊藤亮平さん

「人間ってたいしたことないな」

 多くの潜水経験の中でとりわけ強く印象に残っているのは、2年前の館山市沖の海でのザトウクジラとの邂逅(かいこう)だ。コブダイを撮ろうとしていたとき、大きな影を感じて目を向けると、体長10メートル以上の巨大なザトウクジラが視界に入ってきた。

 「目玉だけで子供の頭くらいある。しかも、無機質な目ではなく意思疎通ができそうな目…。ザトウクジラの体は自分よりもはるかに大きく、『人間ってたいしたことないな』と思った」

 今は、小笠原諸島沖に生息するサメの一種「シロワニ」を狙っている。まだまだ撮りたいものは多い。

 「水中写真は、限られた人しか行くことができない海の美しさを誰にでも伝えられる。海外の人に『日本の海に潜ってみたい』と思ってもらえるような写真を撮りたい」