300円均一の雑貨店「ミカヅキモモコ」を運営する三日月百子(大阪市)が事業停止し、破産申請の準備に入ったことが8日、代理人弁護士への取材で分かった。新型コロナウイルス感染拡大による来店客の減少が響いた。東京商工リサーチによると、負債総額は約12億7300万円。
関西地方を中心に関東、中部など一時は70店舗程度を展開したが、同業他社との競争激化で収益が悪化した。コロナ禍による外出自粛や営業時間短縮が追い打ちを掛け、事業継続を断念した。
店舗では服飾雑貨などを扱い、小学生を含めた若年女性を主な顧客層にしていた。