東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が3日の日本オリンピック委員会(JOC)の会合で女性蔑視と受け取れる発言をした問題で、大会組織委員会は8日、同日正午までの直近5日間で、約390人の大会ボランティアが辞退を申し出たことを明らかにした。募集8万人の約0・5%にあたる。
約1万人が走行予定の五輪聖火ランナーについては、森会長の発言に対しお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんを含む2人が辞退を希望。コールセンターには約4550件(電話約350件、メール約4200件)の問い合わせがあった。約9割が森会長の発言に対するものという。