京都府知事 大戸川ダム「議論に応じる」 中止要求撤回 - 産経ニュース

メインコンテンツ

京都府知事 大戸川ダム「議論に応じる」 中止要求撤回

 国が事業凍結している淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)について、京都府の西脇隆俊知事は8日、「議論の俎上(そじょう)に載せてもいいと考えている。国は必要性を精査し、十分に検討していただきたい」と述べ、従来の中止要求を転換した。滋賀、大阪の両知事に続く表明で、工事費を一部負担する流域3府県が中止要求撤回でそろう形となった。

 これまで京都府はダム建設に反対姿勢だったが、今月4日に府の有識者会議が、気候変動の影響で「ダム建設の必要性・緊急性が高まってきた」とする提言を西脇知事に提出していた。

 大戸川ダムは国が治水目的で計画したが、平成20年に大阪、滋賀、京都、三重4府県の知事が「優先順位が低い」として建設中止を求め、国は翌年に計画を凍結した。凍結解除には関係4府県と兵庫、奈良両県の同意が必要だが、京都以外は容認の意向を示していた。