ロケ断った山梨、受けた静岡…ホラー映画「樹海村」あやかり合戦(2/2ページ) - 産経ニュース

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ロケ断った山梨、受けた静岡…ホラー映画「樹海村」あやかり合戦

 今後は県独自の事業として、青木ケ原樹海でのネイチャーガイドツアーや写真コンテストを開き、自殺防止と観光振興をPRするという。

ゆるキャラが変身

 山梨でのロケを断られた東映が向かった先は静岡だった。映画で映る富士山の空撮映像は宝永山が右側に見え、静岡側であることは一目瞭然。このドローン撮影は富士宮市で行われた。

 青木ケ原樹海に代わる森として東映は、裾野市の十里木(じゅうりぎ)高原周辺を選んだ。物語の鍵を握る呪いの箱「コトリバコ」が見つかった家は十里木の別荘が使われ、病院のシーンは市福祉保健会館で撮影した。清水崇監督ら製作陣は1月15日に高村謙二市長を表敬訪問し、ロケへの協力に感謝した。

 市はゆるキャラ「すそのん」を変身させた「樹海すそのん」の着ぐるみを作り、公開初日に東京・銀座で行われた舞台あいさつにちゃっかり登壇させた。ロケ地であることをアピールし、富士サファリパークなど市内の観光地への誘客につなげたい考えだ。

 フィルムコミッションを担当する市戦略広報課の庄司元一係長は「山梨が断ったのを好機ととらえ、裾野ににぎわいを作りたい」と意気込んでいる。