陸上・寺田明日香「『男性社会が当たり前』との感覚は残念」 森会長発言問題 - 産経ニュース

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陸上・寺田明日香「『男性社会が当たり前』との感覚は残念」 森会長発言問題

寺田明日香
寺田明日香

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言をした問題に、現役選手も声をあげた。陸上女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香選手(パソナグループ)は5日、オンラインで報道各社の取材に応じ、「男性社会が当たり前、女性はおしとやかにいるのが当たり前と感じているのでは。残念だなと思った」と語った。

 そのうえで、「世界から『日本の五輪は大丈夫か?』『日本の多様性はどうなんだろう?』と思われることで、選手の頑張りや、大会開催に向けて尽力してくれている人たちの努力が見えなくなってしまうのは残念だ」と強調した。

 寺田選手は同日、自身のSNSに「全文も読んだし、一旦寝かせてみたけど、やっぱり多様性を大切にしている現代社会においては、残念なご発言かと。五輪を大切に想うなら尚のこと。そして、競争意識高くて、なんかすみません。」と投稿していた。

 今回、声をあげた理由については「私はママアスリートだし、五輪は自分に関わることなので、思いを分かってもらった方がいいのではないかと思った」と説明。「何でもかんでも(統括団体などの)言いなりになっていると受け取られることは、より向かい風になると思った」と述べ、アスリートが何も言わないことは、東京五輪開催への理解を広げる面でもマイナスになると考えたという。

 組織委の会長職については「東京大会は(テーマとして)多様性がメインと言っても過言ではない。そこを考えてくれる方がリーダーになってくれたら嬉しい」と語った。

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