米軍の榴弾砲射撃訓練が原因か 北富士演習場の火災鎮火

陸上自衛隊北富士演習場の火災をとらえた山梨県山中湖村観光産業課のライブカメラの映像=4日午後6時半(同課提供)
陸上自衛隊北富士演習場の火災をとらえた山梨県山中湖村観光産業課のライブカメラの映像=4日午後6時半(同課提供)

 陸上自衛隊北富士演習場(山梨県富士吉田市、山中湖村)で4日に発生した火災で、防衛省南関東防衛局は5日、同日午前7時20分に鎮火を確認したと発表した。延焼範囲は数十ヘクタールとしている。在沖縄米海兵隊の実弾射撃訓練が出火の原因とみられる。

 南関東防衛局によると、4日午後4時40分ごろ、広範囲で下草が燃えていると陸自からあり、陸自が消火活動を行った。

 北富士演習場では3日から在沖縄米海兵隊が155ミリ榴弾(りゅうだん)砲の実弾射撃訓練を実施。山中湖村の「着弾地A」と呼ばれる地点で出火しており、榴弾が引火した可能性が高いと見ている。

 沖縄県の米軍基地キャンプ・ハンセンでは、通行止めにした県道104号を挟む形で実弾射撃訓練をしていたが、沖縄の基地負担軽減を目的に平成9年以降は北富士演習場などで分散実施している。

 南関東防衛局によると、今回の訓練には約200人が参加。3~14日を訓練期間とし、うち10日間で射撃を行う予定。

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