秩父鉄道のSL、1年2カ月ぶり運行 13日から 

約1年2カ月ぶりに運行を再開するSL「パレオエクスプレス」(秩父鉄道提供)
約1年2カ月ぶりに運行を再開するSL「パレオエクスプレス」(秩父鉄道提供)

 秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)は13日から、車両検査のため令和元年12月を最後に運休していたSL「パレオエクスプレス」の運行を約1年2カ月ぶりに再開する。記念イベントとして、次期NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公で同県深谷市出身の実業家、渋沢栄一にちなんだ催しなども開く。

 パレオエクスプレスは熊谷-三峰口を1日につき1往復するSLで、普通乗車券に加えてSL指定券を購入することで乗車できる。今年の運行は12月5日までの土曜と休日を中心に105日間を予定している。

 運行再開を機に、以前は全4両中3両に設けていた自由席を全廃し、全車両を指定席とする。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、当面は定員を通常の約7割に減らす。

 記念イベントとして熊谷-秩父(下り)で2月13、14両日、渋沢の業績などに関する講義を車内放送で流す。熊谷-長瀞(同)では20日、埼玉県秩父地方産のいちごの試食サービスを実施する。

 秩父鉄道の広報担当者は「SLが元気に走る姿をお見せできるのはとてもうれしい。ぜひ乗ってほしい」と呼び掛けている。

(竹之内秀介)