北京五輪あと1年 ショートトラック吉永一貴インタビュー「金メダル取りたい」

北京冬季五輪が4日で開幕1年前を迎えるのを前に、2大会連続となる五輪出場を目指すスピードスケート・ショートトラック男子の吉永一貴(21)=中京大=が産経新聞のオンライン取材に応じた。2016年に史上最年少の16歳で全日本選手権を制した逸材は、18年平昌五輪で納得のいく成績を残せなかった経験から「結果を出さないと何も残らない」と強調。北京での金メダル獲得を目標に掲げ、「フィギュアやスピードに負けたくない」と、スケート勢によるメダル獲得そろい踏みを誓った。(橋本謙太郎)

--新型コロナウイルスの影響で国際大会に出場できない異例のシーズンをどう過ごしてきたのか

「練習ばかりしていて、試合勘がなくなっているかなという懸念はあるが、自分の課題に挑戦できたりもしている。うまく自分で目標を見つけてやっている」

--課題とは

「昨シーズン、腰をけがしてからうまく左脚を使えていないところがあり、もともと右脚が得意じゃない状況もあるので、その両方に重点を置きながらやってきた」

--平昌五輪で学んだことは

「よく五輪には魔物がいるといわれるが、他の大会と全然違うというのは本当にそうだと思うし、それにのまれて(個人種目では)結果を残せなかった。結果を出さないと何も残らないというのは、すごく感じた」

--ショートトラックはメダルなしだったが、スピードは6個、フィギュアは2個のメダルを獲得した

「両種目とも結果が出ているのは純粋にすごいなと思ったが、そんな中で悔しさも感じた」

--2018年11月にはワールドカップ(W杯)カルガリー大会で男子1500メートルを制し、日本男子として17季ぶりのW杯優勝を果たした。その後、変わったことは

「周囲の目は少し変わったとは思う。一応タイトルなので、(17季ぶりの金メダルとか)そういうことを知っている人たちから『すごいな』と言われることが多くなった」