正論

バイデン外交が突き付けるもの 元内閣官房副長官補同志社大特別客員教授・兼原信克

米ホワイトハウスの執務室で大統領令に署名したバイデン大統領=1月20日、ワシントン(ロイター)
米ホワイトハウスの執務室で大統領令に署名したバイデン大統領=1月20日、ワシントン(ロイター)

トランプ前米政権の対中政策は厳しいものであった。米国単独で中国との全面対決を志向した。これに対しバイデン大統領は同盟国と協調し、是々非々で中国に対峙(たいじ)しようとするであろう。

中国と協力せねばならない案件もある。トップ・プライオリティー(優先順位)は気候変動問題だ。ホワイトハウスと上下両院を制した民主党は勢いに乗る。バイデン新政権がオバマ元大統領の衣鉢を継ぐには、何としても最大のCO2排出国である中国の協力を得ねばならない。また、イランの核不拡散問題でも中国の協力が要る。

≪米中の「緊張」と「依存」≫

ランキング

  1. 【解読】「脱炭素」の切り札に産業用大麻 海外で再評価、戦後の呪縛を解け 経済部長・今堀守通

  2. 【浪速風】大阪国際女子マラソンを前に

  3. 【産経抄】1月29日

  4. 【風を読む】不破聖衣来の快走に 論説副委員長・別府育郎

  5. 【主張】佐渡金山推薦へ 悪宣伝排し登録に全力を

  6. 【浪速風】「年だから」と諦めるな

  7. 【主張】北京冬季五輪 選手の活躍に光をみたい

  8. 【ソウルからヨボセヨ】旧正月プレゼントの政治学

  9. 【言葉のひと解き】マラソンと五輪 凱旋待つ「自由と民主の防衛戦」

  10. 【産経抄】1月28日