茂木外相「ミャンマー軍にも日本の考え伝える」 邦人に被害はなし

茂木敏充外務相(佐藤徳昭撮影)
茂木敏充外務相(佐藤徳昭撮影)

 茂木敏充外相は2日の記者会見で、ミャンマー国軍によるクーデターに関し「軍関係者とも連絡を取りながら日本の立場を伝える必要がある」と語った。日本政府はミャンマー国軍ともパイプを持つ。茂木氏もクーデターで実権を握った国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官と昨年8月にミャンマーで会談し、民主的な国づくりを支援する考えを伝えていた。

 茂木氏は記者会見で「ミャンマーの民主化プロセスに逆行する動きは残念で、強く反対する」と重ねて表明。在留邦人について「これまでのところ、被害が出たとの情報はない」とした上で「ミャンマー側に邦人の安全確保を要請している」と明かした。

 米国が示唆する制裁については「事態がどう推移していくか見守りたい。ミャンマーの民主化プロセスが回復することが重要だ」と述べた。同時に「関係国との連携にも注意を払っていきたい」とも語った。

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