「イート」食事券の期限延長「予断できず」 野上農水相、明言避ける

野上浩太郎農水相
野上浩太郎農水相

 野上浩太郎農林水産相は2日午前の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食業に対する政府の支援策「Go To イート」の食事券の利用期限について、「将来・現時点での感染状況など不確定要素も多く、現段階ではまだ延長する、しない、のいずれの方向性も予断できる状況にはない」と明言を避けた。

 食事券は農水省の検討要請もあり、1月26日時点で計28都道府県が販売を一時停止。農水省は緊急事態宣言が再発令される前の昨年12月に、既存分の食事券の利用期限をそれまでの今年3月末までから最長6月末までへと延長したほか、令和2年度第3次補正予算で手当てする財源などで追加発行する食事券の利用期限も6月末までとしていた。

 一方、追加発行する食事券の販売期限はいまのところ5月中旬までとなっているが、野上氏は「今後の感染状況や既存分の販売停止期間なども踏まえて、各地域と調整していきたい」とし、延長の可能性を示唆した。農水省によると、販売期限は制度上の制約がなく、柔軟に扱えるという。