2歳娘への傷害致死などの罪 被告が無罪主張 大阪地裁初公判

 大阪市東淀川区で平成29年12月、2歳の娘に暴行を加えて死亡させたなどとして、傷害致死や強制わいせつ致傷などの罪に問われた父親の今西貴大(たかひろ)被告(32)の裁判員裁判の初公判が2日、大阪地裁(渡部市郎裁判長)で開かれた。今西被告は「虐待したことは一度もない。私は無実です」と述べ、無罪を主張した。

 起訴状によると平成29年12月16日夜、当時の自宅で、妻の実子で養子縁組をした娘=当時(2)=の頭部に暴行を加え、脳挫傷などの傷害を負わせ死亡させた。また、同年12月には性的暴行を加え、1週間のけがをさせるなどしたとしている。

 冒頭陳述で検察側は、死亡に至った頭部の損傷について「暴力によるもので、直前の状況からその犯人は被告しかいない」と指摘。弁護側は、娘は感染症や心臓の異常で亡くなった可能性を訴え、「被告は娘をかわいがっていた。虐待はなかった」と主張した。

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