「鬼滅の刃」初の原画展開催へ 東京で今秋、大阪は来夏

「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」(c)吾峠呼世晴/集英社
「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」(c)吾峠呼世晴/集英社

 集英社は1日、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの漫画「鬼滅(きめつ)の刃」の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」(同展製作委員会主催)が今年秋に東京で、来年夏に大阪でそれぞれ開催されることを発表した。社会現象を巻き起こしている同作の原画展は初めて。吾峠さんの思いが込められた直筆原画を展示し、オリジナルグッズの販売も行う。

 東京展は10月26日~12月12日、森アーツセンターギャラリー(港区六本木)で開催。来年夏の開催を見込む大阪展の詳細は未定。

 また、今月4日には、原作初の画集「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集-幾星霜-」と、ファンブック第2弾「鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弍」を同時刊行する。

 画集は、連載を彩ったイラストに加え、吾峠さん本人によるイラスト説明コメントを掲載。ファンブックには、作中に登場する「鬼殺隊」の剣士や鬼たちに関する情報を収録し、本書で初めて明かされる内容もあるという。

 「鬼滅の刃」は、人食い鬼がすむ大正時代の日本が舞台。鬼に家族を殺された主人公の少年・炭治郎(たんじろう)が、鬼と化した妹の禰豆子(ねずこ)とともに、敵討(かたきう)ちの旅に出る-という筋書きだ。

 平成28年2月から昨年5月にかけ、週刊少年ジャンプで連載。最終23巻までの単行本の累計発行部数(電子版含む)は1億2000万部を突破した。

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