給水1カ所、関門閉鎖3回…大阪国際は周回コースで戦略も変わる

 コースは道幅6メートルと狭いため、内側を先頭集団が走り、周回遅れの選手に対しては、先導するバイクが外側のコースを走るように呼び掛けていく予定だ。また、3周目、7周目、10周目の3回にわたって関門閉鎖時刻を設ける。マラソンは孤独な一人旅になることも多いが、周回遅れになった瞬間や、関門時間が迫ってきたときは選手の奮起にもつながるはずだ。

 また、テレビ中継も大きく様変わりする。マラソンといえば、先頭集団の前方を走る1号車からの中継が主だったが、今回は道幅が狭く、周回遅れも発生するため、大型の中継車はコース上は走らない。アナウンサーや解説者は関西テレビ(大阪市北区)の放送センターから実況する。

 1号車がなければ、先頭集団を走る選手にとっては従来のマラソンのように通過タイムが分かりづらい懸念もあり、先頭集団を先導するバイクに乗車するディレクターからペースメーカーに対し、1キロごとに指示を出す予定。5キロ、10キロといった通過ポイントも分かりづらくなるため、ペースメーカーの役割は今まで以上に重要になりそうだ。