給水1カ所、関門閉鎖3回…大阪国際は周回コースで戦略も変わる(1/2ページ) - 産経ニュース

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給水1カ所、関門閉鎖3回…大阪国際は周回コースで戦略も変わる

 「第40回大阪国際女子マラソン」は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、従来の市街地を巡るコースではなく、長居公園(大阪市東住吉区)の周回コースに変更して開催される。1周およそ2・8キロのコースを約15周。高速なレースが期待される半面、単調なコースだけに選手にとっては集中力が試されるレースになる。給水の取り方など従来とは異なる部分も多く、選手の戦略にも影響しそうだ。(丸山和郎)

 従来のコースでは給水所は5キロごとに計8カ所設置されていたが、今回は周回コースの1カ所に設けられ、選手は8回取ることができる。2周に1回の計算だが、何周目に取るかは選手の判断に委ねられる。

 マラソンにとって給水は結果を左右する重要なポイント。東京五輪代表の一山麻緒(ワコール)は過去のレースで給水を取り損ねた経験もあるが「後半に1回多く回そうかなと思っています」とプランを描く。

 給水所での選手同士の接触のリスクを減らすため、招待選手の給水所はコース内側、一般参加の選手はコース外側に設けられる。また、今回は長居公園への一般の立ち入りを規制しているため、沿道からの声援はなく、給水ボトルに書かれたメッセージが発奮材料になる。2019年世界選手権(ドーハ)代表の中野円花(岩谷産業)は「広瀬永和監督からメッセージを書いてもらおうと思っています」と話した。

 今大会はコロナ禍で参加人数を制限するため、フルマラソンの参加資格を2時間50分以内に引き上げた。周回コースは1周2・8キロと短いため、先頭集団は1周を10分以内で走る。エリートランナーに特化した形のレースとはいえ、5周目あたりから周回遅れの選手が出てくる計算だ。