【九州・山口 新年インタビュー】「地域経済の浮揚が最大の使命」吉村猛・山口フィナンシャルグループ会長兼CEO(3/3ページ) - 産経ニュース

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九州・山口 新年インタビュー

「地域経済の浮揚が最大の使命」吉村猛・山口フィナンシャルグループ会長兼CEO

 山口フィナンシャルグループ(FG)では昨年6月に50歳の椋梨敬介社長が就任した。

 これからの地方銀行に求められることは2つあると思っている。1つは、地域経済をいかに活性化するか。もう1つは、DXを本気で理解して、金融業や地域に展開していけるか。

 この2つの要点を考えたときに、経営層はできるだけ早くデジタルネーティブ世代に継いでいかなければいけない。社長に限らず若い人材の登用があらゆる側面で必要になってくる。

 コロナという不透明感はあったが、地域活性化とDXの進展は環境が不透明だとしても必ずやらなければいけない。

 山口FGの最大の使命は、いかに地域経済を活性化させるかだ。それはコロナの前も後も変わらない。しかし、コロナ後はより活性化に向けた取り組みの精度や効率性、生産性を上げていかなければいけないだろう。人口減少も進む中、真に地域経済を浮揚させる方法を血眼になって探していく。これは待ったなしだ。

(小沢慶太)=おわり

 【吉村猛(よしむら・たけし)】 昭和35年4月、山口県下関市出身。東京大経済学部卒業後の58年、山口銀行入り。常務徳山支店長、常務東京本部長などを経て、平成28年6月、山口フィナンシャルグループ社長に就任。令和2年6月から現職。