「光は常にある」バイデン氏就任式、22歳の黒人女性詩人に称賛 - 産経ニュース

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「光は常にある」バイデン氏就任式、22歳の黒人女性詩人に称賛

 【ワシントン=上塚真由】20日のバイデン大統領の就任式では、黒人女性の若手詩人、アマンダ・ゴーマンさん(22)が「The Hill We Climb(私たちが登る丘)」と題した詩を朗読した。分断された米国の結束や新しい時代への希望をつづり、「就任式で最も感動的な瞬間だった」(米メディア)と称賛の声が広がっている。

 「私たちは嘆きとともに成長し、傷つくと同時に希望を抱く。疲れ果てたとしても挑戦し、永遠に団結して勝利する」

 詩は就任式のために書き下ろされた。ゴーマンさんは6日に起きた連邦議会議事堂の襲撃・占拠事件に衝撃を受け、一気に完成させたという。「時に歩みを止めることがあっても、民主主義が永遠に打ち負かされることは決してない」

 ゴーマンさんは「慈悲と力、力と正義を融合させれば愛を次世代に残せる」と訴え、「光を見るための勇気が私たちにありさえすれば、光は常にそこにある」と聴衆に語りかけた。

 ゴーマンさんはハーバード大在学中の19歳のとき、米議会図書館が創設した全米青年桂冠詩人に選ばれた。バイデン大統領のジル夫人がゴーマンさんの詩を気に入り、就任式に招かれたという。米大統領の就任式では詩人による朗読が伝統でゴーマンさんは最年少で抜擢(ばってき)された。