北海道で「宅飲み」クラスター 最大12人で会合

北海道庁
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 道は18日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たに石狩地方の「友人宅の会合」と恵庭市の接待を伴う飲食店(スナック)の2カ所で発生したと発表した。個人の住宅に集まって酒を飲む「宅飲み」クラスターは、トランプ遊び▽誕生会▽会社主催の個人宅での懇親会-に続き道内で4件目。

 道の担当者は「飲食店と同様に住宅内でも会合は4人以下で、マスク着用や換気などの感染予防策を徹底してほしい」と注意を呼びかけている。

 道によると、「友人宅の会合」は友人関係にある18人が今月中に6回、同じ住宅で飲酒を伴う会合を開催。参加人数は各回で異なるが、1回当たり最大12人が集まり、マスク着用や換気などの有効な感染予防策をとらずに長時間にわたって酒を飲んだ。

 今月14日に参加者が陽性と判明。これまでに計9人の検査を実施し、このうち20代の5人の感染が確認された。症状は軽いという。参加者が毎回同じ住宅に集まっていたため、道は1件のクラスターと認定した。道は残る9人の検査を進める。

 恵庭市のスナックの感染者は従業員4人と利用客5人の20~60代計9人で、いずれも軽症か無症状。この店では換気や消毒などが行われていたが、接客時のマスク着用が徹底されていなかった。道はこの店が予約制で利用客が特定できているとして、店名を公表していない。

 また、道は18日、オホーツク地方・北見市で昨年12月25日に開設した軽症者療養施設「北見東和ホテル」(受け入れ可能数55人)で感染者の受け入れを開始した。同地方では入院病床数が39床(18日時点)と少ない一方、今年に入って感染者が連日確認されており、病床に余裕をもたせる必要が生じた。

 道内では18日、2人の死亡と125人の感染が確認された。札幌市では金融機関の支店と障害者入所施設の2カ所で発生しており、道内でこの日発生が確認されたクラスターは計4件。

 道内の死者は計540人、感染者は延べ1万5943人(実人数1万5903人)となった。18日午後6時時点の重症者は10人。