沖縄で自衛隊員成人式 駐屯50年で初めて地元首長が祝辞(1/2ページ) - 産経ニュース

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沖縄で自衛隊員成人式 駐屯50年で初めて地元首長が祝辞

沖縄で自衛隊員成人式 駐屯50年で初めて地元首長が祝辞
沖縄で自衛隊員成人式 駐屯50年で初めて地元首長が祝辞
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 沖縄県の陸上自衛隊那覇駐屯地で15日、新成人の隊員を激励する式典が開かれ、那覇市など地元4市町の首長が初めて祝賀メッセージを寄せた。沖縄に自衛隊が駐屯して今年で50年目。当初は反発が強く、隊員が自治体主催の成人式に参加できなかった時代もある。今年の式典は、新型コロナウイルス感染防止で規模は縮小したものの、県民の自衛隊への信頼をうかがわせる内容となった。

沖縄のために

 「日本の将来を担う、頼もしい皆さんの活躍を心から期待します」(城間幹子那覇市長)

 コロナ禍のため来賓不在で行われた陸自那覇駐屯地主催の成人式。城間市長のほか沖縄市の桑江朝千夫(さちお)市長、南城市の瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)市長、八重瀬町の新垣(あらかき)安弘町長が、ビデオでメッセージを寄せた。

 那覇駐屯地によれば、県内自治体の首長が新成人の隊員に向けて祝辞を寄せるのは今回が初めてだ。

 那覇駐屯地で20歳を迎えた隊員は85人。このうち演習などのない隊員41人が式典に参加し、首長の言葉に聞き入った。

 式典後、第51普通科連隊の佐藤瑛梨華(えりか)1士は「激励してもらい感謝している。男性隊員に負けない自衛官となり、沖縄の安全のために頑張りたい」と決意を新たにした。

招かれざる客

 沖縄県に陸自の部隊などが駐屯したのは、本土復帰の昭和47年からだ。当時は革新派を中心に反自衛隊感情が強く、隊員の転居手続きが拒否されるなどさまざまな差別待遇を受けた。