群馬県によると、年末年始(昨年12月29日~1月3日)6日間の県内主要温泉地への宿泊者数は前年同期に比べ9万3591人減(58・1%減)の6万7538人だった。県内スキー場は、4万2551人減(同23・2%減)の14万1049人で、いずれも政府の観光業支援策「Go To トラベル」の一時停止の影響が大きいとみられる。
温泉地別で宿泊者数が最も減少したのは、水上温泉で2万5800人減(63・2%減)の1万5050人。次いで草津温泉が、2万5599人減(49・2%減)の2万6422人、伊香保温泉が2万279人減(62・0%減)の1万2425人となった。
スキー場別では、嬬恋地区が1万7624人減(50・3%減)の1万7447人と最も多く、草津地区は7526人減(41・2%減)の1万729人だった。一方、水上地区は1724人増(5・1%増)の3万5843人。雪不足に苦しんだ前年同期に比べ、微増となった。