新型コロナウイルスのせいで、外での飲み会が控えられるようになって長い。自宅にいながらのオンライン飲み会にすっかりなじんだ、という人も多いのでは。画像や音声が乱れても、それはそれで笑いの種になったりする。感染防止策として、いつまで飲食店の営業を制限すればよいのかはっきりせず、オンライン頼みは当面続きそうだ
▶飲食店での酒を伴う会食は「不要不急」と表現され、まちを歩くと「閉店」の貼り紙を目にすることが増えたような気がする。しかも、お店が存続のため公的な資金支援を得ようとするなら、営業時間の短縮が条件ときている
▶だが、どのお店も決して不要ではなく、社会と人間関係を支える大切な存在だ。先日、小欄が参加したオンライン飲み会では「めちゃめちゃおもろい話があるけど、ここではもったいない」との声も。みんな飲みに行ける日を待っている。厳しいけれど1店でも多く持ちこたえてほしい。