立民・枝野代表「常識外れだ」 政府の緊急事態対応を批判

立憲民主党・枝野幸男代表=5日午後、国会内(春名中撮影)
立憲民主党・枝野幸男代表=5日午後、国会内(春名中撮影)

 立憲民主党の枝野幸男代表は12日の党会合で、関西3府県に対する緊急事態宣言をめぐる政府対応の遅れを批判した。「何で関西で(宣言を)やらなかったのか。多くの皆さんの常識と外れたところで国は動いている。厳しく対応したい」と述べた。

 同時に「今こそ幅広に宣言し、集中的に短期間で新型コロナウイルス感染症の拡大を収めることが必要な状況だ」とも強調した。

 立民の安住淳国対委員長は「朝令暮改に見える。後手に回って(3府県から)押し切られる形で発出するのは、政府の判断に対する信頼性をなくすのではないか」と国会内で記者団に指摘した。

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