ソニーが空撮用ドローン、中韓勢は伸縮画面スマホ 米IT見本市

 空撮用のドローンを披露するソニーの吉田憲一郎社長(CESの発表会の動画から)
 空撮用のドローンを披露するソニーの吉田憲一郎社長(CESの発表会の動画から)

 ソニーは11日、映像クリエイター向けに、空撮用の小型無人機ドローンを発表した。世界最大級の家電IT見本市「CES」に参加した各社のオンライン発表会が相次ぎ、中韓勢は画面が巻き取り式で伸び縮みするスマートフォンを披露した。

 ソニーのドローンは、同社のミラーレス一眼カメラを搭載し、安定した飛行性能で迫力のある映像を撮影できるという。吉田憲一郎社長は「空を限りない創造のための場所に変える」と強調し、新たな映像分野の開拓に意欲を示した。

 韓国のLG電子と中国のTCL集団はそれぞれ、スマホの画面が巻き取り式で伸縮する動画を公開した。TCLの画面は6・7インチから7・8インチに拡張する。

 日本勢はほかに、パナソニックが新型コロナウイルスの感染防止策として、アプリで注文した食品を人と接触しないで受け取れるロッカーを披露した。(共同)

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