面接中止、オンライン導入…首都圏の中学受験スタート (1/2ページ) - 産経ニュース

速報

速報

古川が銅メダル アーチェリー男子個人

メインコンテンツ

面接中止、オンライン導入…首都圏の中学受験スタート 

面接中止、オンライン導入…首都圏の中学受験スタート 
面接中止、オンライン導入…首都圏の中学受験スタート 
その他の写真を見る (1/2枚)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が4都県に再発令されて初の日曜日となった10日、首都圏で中学受験がスタートした。面接のとりやめや筆記試験のオンライン化、出題範囲の変更など入試の様相は一変。感染リスクへの危惧から試験慣れのため本命校以外に挑戦する「お試し受験」は一定程度減るとみられ、恒例の受験風景は様変わりを余儀なくされそうだ。(玉崎栄次、山本浩輔)

濃厚接触者は追試

 「感染の不安はあるが、事前に学校側の対策を見て入試自体は大丈夫かなと思った。それでも、会場まで向かう電車内など、どうしてもリスクはある」

 10日に入試が行われた、さいたま市の栄東中。受験生の母親=東京都府中市=は不安をこう口にした。別の保護者からは「家庭内でもマスクをしている」「1カ月間、夫と受験生の次女を会わせない」など、感染予防に神経質になっている声が聞かれた。

 同校では、携帯用の消毒液を受験生に1人1本配布。試験会場となった教室の机は3方向が飛沫(ひまつ)を防ぐついたてで囲われ、戸惑いの表情を浮かべる受験生も少なくなかった。

 同校入試広報センターの井上和明センター長は「6千人の受験生を分散させるために、会場と日程、試験開始時間を分けた。保護者の不安は払拭(ふっしょく)しきれないかもしれないが、校内での感染は必ず防ぐ」と意気込む。

 私立中の入試の開始日は地域で異なり埼玉は10日、千葉は20日、東京と神奈川は2月1日から。各校とも感染対策に苦心しながら準備を進めている。

 昭和学院中(千葉県市川市)は算数1科目によるオンライン受験を導入し、来校での受験と選択可能にした。オンライン受験では、テレビ会議システムで監督役の教職員が見守る中、画面に設問が表示され、事前に届いた解答用紙に記載する。大問を解くごとに教職員に見せる仕組みだ。