鬼滅グッズ違法販売疑いで交際男女を逮捕

押収された「鬼滅の刃」のキャラクターグッズ=6日午後、広島市安佐北区の安佐北署
押収された「鬼滅の刃」のキャラクターグッズ=6日午後、広島市安佐北区の安佐北署

 人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターグッズを無許可で販売したとして、広島県警は6日、著作権法違反の疑いで、広島県東広島市西条町御園宇、無職、福間泉容疑者(47)と交際相手で同居の会社員、川崎康史容疑者(35)を逮捕した。主人公の竈門炭治郎のアクセサリーなど874個を押収した。

 逮捕容疑は昨年8月、著作権を持つアニプレックス(東京)の許可を得ずに作製された「チャーム」と呼ばれるパーツ17個を、フリーマーケットアプリで女性2人に販売。同10月には、自宅でチャームなど874個を販売目的で所持し著作権を侵害したとしている。

 県警によると、他に著作権法違反とみられる「美少女戦士セーラームーン」などのグッズも押収した。平成28年6月~昨年10月、違法な販売で約2100万円を売り上げたとみて、県警が裏付けを進めている。

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