主演相次ぐ北川景子 2月は映画「ファーストラヴ」

 直木賞作家、島本理生(りお)の同名小説を映像化。女子大生が父親を殺害した。「動機はそちらで見つけてください」と口を閉ざす。公認心理師、真壁由紀は取材で女子大生と接見するうち、自分の「過去」と似た「何か」を感じ取る。

 北川景子(34)は、背筋が伸びた由紀がよく似合う。重い主題だが、狂気を見せる芳根京子をはじめ、穏やかな夫、窪塚洋介、因縁のある弁護士、中村倫也(ともや)らが周りを固める。監督は堤幸彦。1時間59分。

 このところ北川は映画づいて、出演作品の公開が相次いでいる。綾野剛とバディを組む男勝りの女性刑事を演じる「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」。優しさの裏に恐ろしい秘密を隠して子供たちを監視する「約束のネバーランド」。今月公開されるある作品では、短時間だけ顔を見せて観客を驚かせる。

 4月公開の「キネマの神様」への出演も発表された。山田洋次監督作品は初参加だ。演じるのは、映画黄金時代のスター、桂園子。昨年、調査会社オリコンの「女性が選ぶなりたい顔ランキング」で、一昨年に続いて連覇を飾った北川ならではの役といえそうだ。